二才の醸 〜metropolis〜 – 天領盃酒造

二才の醸 〜metropolis〜 – 天領盃酒造

新潟県佐渡市にある天領盃酒造の日本酒、二才の醸 〜metropolis〜についてご紹介をさせていただきます。

二才の醸(にさいのかもし)と読みます。
pipipiについて書かせていただきましたが、埼玉県の石井酒造から始まった取り組みのようです。川越のマツザキさんでこちらのお酒に出会い連れて帰りました。

名称には由来があり、以下に引用させていただきます。

二才の醸とは?

「キャリアの浅い20代でもおいしい酒が造れる!」と、2014年に埼玉県の石井酒造さんが立ち上げたブランドで、蔵元が30才になるまで造り続け、30才になるBYで次の20代の蔵元へブランドをバトンタッチするというブランド名を20代の蔵元で繋いでいく珍しい企画です。

初代が埼玉県の石井酒造、二代目が新潟県の宝山酒造、三代目が茨城県の青木酒造、そして今年から四代目を担うのが天領盃酒造です。

https://www.1887.co.jp/contents/event/nisainokamoshi/

落ち着き払ったクリアなお酒やすっきりとしたお酒と言うよりは、荒々しく無骨なところであり、二才の醸が表現されているように感じました。次のお酒はシリーズとして「二才の醸~the provinces~」が発売されるようなので楽しみです!

飲んだ感想

濃厚なとろっとした甘味を特徴的に感じますが、酸味もあれば苦味もあるし、ジューシーだしとても複雑な味わいです。余韻は長めにあって甘苦い雰囲気で長く続きます。冷えている時の方がクリアな雰囲気で飲めますし、温度が上がってくると特徴が倍々になって現れる印象でした。