飛良泉 飛囀(ひてん)「金」「銀」

飛良泉 飛囀(ひてん)「金」「銀」

今回は秋田県にかほ市にある飛良泉本舗の飛良泉 飛囀(ひてん)金(KONJIKI)と銀(SHIROGANE)についてご紹介をさせていただきます。

こんなかっこいいラベルのお酒が金と銀で並んでいたら一緒に連れて帰ってしまうのは必然です。酒屋さんに行った時にぱっとこの2本が目に飛び込んできて迷わず手にとってしまいました。

飛囀(ひてん)金(KONJIKI)
飛囀(ひてん)金(KONJIKI)

金と銀の違いは、使っているお米と酵母それぞれで、金は、一穂積という新しく秋田県で開発された酒米と協会1801号酵母 の組み合わせ。銀は、飛良泉で開発されたオリジナル酵母のBL531と、蔵で栽培した秋田酒こまちで作られた地元な組み合わせとなっています。

飛囀(ひてん)金(SHIROGANE)
飛囀(ひてん)金(SHIROGANE)

米や酵母が違うと味わいがガラッと変わりますし、飲む時に適した(私の好みですが)温度も違うので、このセットで勉強させていただきました。銀は温めてもいいと裏ラベルにあったので、その通りにして美味しくいただきました。金も温めてみたのですが、冷えている温度から常温くらいまでが良いのではないかと思います。あくまでも私個人の好みですので参考までに。

これから涼しくなってきますし、冷やした時と温めた時を比べながらお酒を楽しんでいきたいと思います。

飲んだ感想

金(KONJIKI)
飲んだ瞬間に優しいけど、しっかりとした甘さが口の中いっぱいに広がります。その後は、酸味が訪れてきて、苦味がゆっくりと余韻として残ります。余韻を感じる間は鼻からいい香りがほんのりと抜けていくのを感じることができました。

銀(SHIROGANE)
飲んだ時に酸味をはっきりと感じます。その奥から甘味や苦味がやってきて、一口飲んだだけで奥行きのある味わいを感じました。飲み進めて行くと余韻が長くなったり短くなったりしておもしろい雰囲気です。温度が上がってくると当然甘味が強くなってきますが、その印象がとてもよくむしろ温度が上がった時が好きだなと思いました。温めて飲んでも美味でした。